2023年4月より阿蘇高森町の教育支援センターも担っていた、フリースペースの「Frederick(フレデリック)」。この度高森町と共に、公益財団法人B&G財団より『子ども第三の居場所』事業の助成をいただくことが決定しました。2025年5月からフレデリックは、みんなの第3の居場所としてオープンします。
日本財団が、様々な困難な状況にある子どもたちを支援することを目的に2016年から開始した事業です。2018年度よりB&G財団が日本財団と協力を開始し、「地域の子どもたちのもう一つの家」となる場所を想定して拠点化を支援しています。
2021年11月フリースペースとしてオープンした「フレデリック」の始まりは「子どもが学校に行けない」というご相談が保護者の方より数多く寄せられるようになったことがきっかけでした。高森町唯一の療育施設として多くの子どもたちに関わっていたsolは、目の前の一人ひとりの力になりたいと、新たな場所を開くことを決意しました。それから3年間、子どもたちは阿蘇高森町の雄大な自然の中でエネルギーをため、自分らしさを取り戻してきています。
これまでは古いながらも秘密基地のようなワクワクする建物で、学校に行きづらい子どもたちを受け入れて来ました。これからは、より多様な困りごとを抱える子どもたちが豊かな時間を過ごせるよう建物を整備し、高森町と連携しながら新たにみんなの第3の居場所をつくっていきます。
● B&G財団の助成決定書授与式式典レポート
● 助成決定書授与式配布資料(PDF)
<関連資料>
・日本財団の「子ども第三の居場所パンフレット」(PDF)はこちら
・B&G財団の「全国各地に拡がる子どもたちの支援」についてはこちら