たのくろ農園の日
畑の横には
落ち葉や草をつみあげて
虫や菌類の地からを借りて堆肥を作る
堆肥置き場があります
農園主のこうたさんと彫り上げてみると
大きなカブトムシの幼虫がうじゃうじゃ
こうたさん(以下K)「みんな、幼虫は何を食べてるか知ってる?」
はてな?なこどもたち
K「お腹をみてごらん」
カブトムシの幼虫のおなかをみると
「土?!」
K「そう、幼虫はね、みんなが入れる葉っぱとかを食べてうんちをするんだよ。土は虫のうんちなんだよ」
目が真ん丸なこどもたち
K「ほら、土をみると小さなつぶつぶがあるでしょ」
こどもたち堆肥をほじくりながら
「あった!」「カブトムシのうんちだ!」
と、大興奮
湿った枯れ草にびっしりはびこるのは、白い菌類
K「触ってごらん、あったかいよ」
「ほんとだ!」「あったかい」
ふかふかの堆肥は
玉ねぎを植え付ける畝にまぜこみ
玉ねぎの苗を植えました
お弁当のあと、落ち葉をたくさん集めて、堆肥置き場に運びます
「ねえ、みんなさっき堆肥掘り返したとき落ち葉あった?」
と聞いてみると
「なかった!」
「去年ぼくたちが運んだのにね」
「虫がたべて土になったんだ」
と、目を輝かせる年長の高岳さんたち
大盛の落ち葉を運んだら
みんなでふかふかの落ち葉のうえに
ジャンプ!
今運んでる落ち葉が堆肥になる頃
高岳さんのみんなは
もう一年生だね
みんなの元気がつまった堆肥が
これから植え付ける畑の野菜を元気に育ててくれるね