こんにちは。solスタッフで作業療法士の佐竹望実です。
私は2022年度の1年間、年長の娘と熊本市内から「おてんとさん」に通っていました。今回は熊本市内から阿蘇高森の「おてんとさん」に娘と通いたい!と思ったときにぶつかった壁と乗り越えた方法について書きたいと思います。
最初におてんとさんのことを知った時、娘は4歳(年少さん)でした。おてんとさんの1日体験で素晴らしい自然環境、他ではできない経験、スタッフの温かい関わりにすっかり魅了されてしまいました。その後、自分もsolのスタッフになりアトリエモモでの療育などに関わるようになりました。
思い立ったら即行動の私。
おてんとさん見学後、主人と両親に話し、当時通っていた認可園に退園届をだしたのが、2020年の年末でした。まさか家族もそこまでとは思っていなかったようで、大慌て。
「もう保育園に慣れているのに可哀そう!」
「雪の日はどうやって通うの?交通事故も心配」
など大反対されました。周囲の説得でしぶしぶ届をいったん取り下げることになりました。
その経験から「周囲の理解無しには、おてんとさん入園の実現は難しい」と実感し、私は2つのことを試しました。
①親子組ひなたぼっこに3ヶ月通う
②週1通園を1年間する(認可園と併用する)
※現在はレギュラー通園(週4日)が原則。週1通園はレギュラー通園を将来的に検討されている方のみ
結果的に①②を試して、本当に良かったなぁと実感しています!
理由の1つ目は、ひなたぼっこへの通いを通じてリアルに通園するイメージを持てたこと。ひなたぼっこに来ると、おてんとさんと同じ散歩道を歩きます。娘がイキイキと、野イチゴを摘んだり落ち葉やどんぐりを集めたりする様子を見て「この子はおてんとさんに行っても大丈夫」と実感できました。またタイヤをスタッドレスに換えることで、冬場も通い続けられたのも自信になりました。
理由の2つ目は、1年間通えたことで主人や両親を納得させられたことです。周囲を説得する時に、やはり実績があるのは強かったです。この1年間で、主人もおてんとさんについてしっかり理解してくれるようになりました。主人も1日園長を体験したり、LINEアルバムの写真や娘の話を通して、娘がおてんとさんでたくさんの経験をしたことをリアルに実感できたようです。1年後には「こんな貴重な経験ができるのは今しかない」と私の背中を押してくれました。最初は反対していた私の両親も、娘のイキイキと過ごす様子を知って応援してくれるようになりました。
私自身にとっても勢いだけじゃなく、おてんとさんをよく理解して+実際に通えるかじっくり検討して通園できたことが本当に良かったと思っています。1年を通して決断したからこそ通園の大変さも乗り越えられたと思います。家族みんなが納得できたからこそ、娘の小学校入学までの1年間を一緒に応援することができました。この1年間で仲良くなった他の家族と一緒に、卒園前の旅行に行けたのは私たち家族にとって大切な思い出になっています(ちなみに卒園後の今は、次の旅行の計画を話しています^^;)
これはわが家の場合なのでそれぞれのご家庭での状況があると思いますが、今入園を迷われている方の参考になれば嬉しいです。
「何事も試してみないとわからない!」と私は体験から実感しています。「おてんとさんに魅力を感じるけど、不安‥」という方は、まずは体験したりひなたぼっこに参加したりしてみてはいかがでしょうか。
ひなたぼっこは1度だけの単発利用もできるので「試しに1度参加してみる」こともできます。実際に自分の目で見て、聞いて、体験することで、自分も納得して選択することができると思います。
通園の心配ごとがあったら、お気軽にご相談ください。他の人がどうしているのか?体験談を聞くと、思わぬアイディアが見つかるかも!もし壁があるならば、乗り越えていく小さなトライを、一緒に考えてみませんか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。