ひとりひとりの未来のいしずえにひとりひとりの未来のいしずえに

アトリエモモ

多機能型障がい児通所支援事業所
0歳〜18歳
早期療育
阿蘇・高森

なぜ、うちの子だけ言葉がでるのが遅いんだろうか︙
なぜ、抱っこじゃないと寝てくれないのだろうか︙
なぜ、白ごはんだけしか食べてくれないんだろうか︙

誰に聞いても、『大丈夫よ、ゆっくりなだけだから』と
一瞬だけの安心を得て、また訪れる不安。
この子に、何かできることはあるのだろうか︙
私の、何がいけなかったのか︙

ついつい後ろ向きに、ひとりで考えてしまうことも。
子育てに悩みは尽きないかもしれません。
でも『安心に悩む』お手伝いが、私たちにはできます。

まず、相談して。
できることを探して、一緒に悩んで、
家でできる育ちのサポートを一緒に考えませんか?

子育ては大変な幸せです。
時に見失う、幸せを
一緒にまた探しませんか?

(ちはる)

中山千春
「おてんとさんだより」より
INDEX
「育ちが気になる」「育てにくい」こんなお悩みありませんか?

ひとりひとりの理解を深めることが大切です。

「あれ?」と思った時にご相談ください。
ハイハイを座ったままの格好でしてしまう/ハイハイせずに立って歩いてしまった
筋肉の緊張のバランスが偏っているかも?

マッサージしたり・遊びを取り入れることで、転んだり不器用になることを防ぎ、子供が自分の身体を自由に使えるようになります。

気に入らないことがあるとすぐにカッとなり気持ちを切り替えるのが苦手
感覚が過敏だったり、自分なりのこだわりが強いのかも?

まずは自分自身の「体の器」が安心できることを知ってもらうところから。お母さんお父さんと一緒にその子の安心できることを探し、一緒に関わり方を学びましょう。こだわりも強みになっていきますよ。

ひとり遊びばかりして、外に行くとお母さんにくっついて離れない
感覚が過敏なのかも?

触覚へアプローチしながら、生活の中での本人の苦手を探し、それを安心に変えるようにアプローチします。自宅でもできるマッサージや関わり方・遊び方を学んでいきましょう。その子が安心して自分を感じて過ごせて、「私は私でいいんだ」と思えるような大人になるように。

育ちのお悩みはいろいろ
服や下着を着たがらない
吃音がなおらない
落ちつきがない
段取りや見通しをつけられない
まだ、ボタンをはめられない
読み書きが遅れている
他の子や大人との関わりが苦手
行動がいつも衝動的
気持ちの起伏が大きすぎる
寝返りがうまくできない
“育てにくい”その子自身が「生きづらい」と
深刻化してしまうことがないように、
早期発見・早期予防。

アトリエモモの発達支援は
障がいあるなしに関わらず、子どもとの時間を
もっと笑顔で味わっていきたいと願う
みんなの居場所です。
利用するには

療育手帳は必要なく、福祉サービス利用のために自治体が発行する「受給者証」で利用できます。受給者証は、医師などから療育の必要性を認められると申請可能です。様子を見てみる見守りのためでも、療育の必要性は認めることができ、療育手帳の取得は前提にはなりません。

SOLコラム
コラム一覧を見る

「生きづらい」の深刻化を、早期に予防したい

「生きづらい」の深刻化を
早期に予防したい

アトリエモモでは、発達障がい、身体障がい(脳性麻痺や難聴など)、知的障がい、精神障がいの子どもたちの発達支援事業を行なっています。障がいの中でも「発達障がい」はなんとなくイメージしにくいかもしれません。でももし、お子さんが「生活しづらそうだな」「育てにくいな」と感じられる場合、その子の特性やスキルと、環境の間に大きなギャップができていることがあります。

子どもと環境のギャップ

大人になってからの「生きづらさ」には、赤ちゃんの時の「発達がゆっくり」「ハイハイしなかった」「言葉がゆっくり」「片方のおっぱいしか飲まなかった」ことなども、実は少なからず関係しているということがわかってきました。

ひとことで発達障がいといっても、人によって特性やあり方は千差万別。「その子自身」の理解を深めていくことが大切だと、私たちは考えています。ひとりひとりの子をより理解していくため、私たちは早期療育を推進しています。

子や自分を裁いてしまう前に、ギャップに目を向けてみる

子や自分を裁いてしまう前に
ギャップに目を向けてみる

発達障がいの例
感覚過敏/感覚鈍麻の場合

感じ方には、本来個人差があるものです。たとえば同じ音量の音でも、人によってうるさく感じたり気にならなかったりするように。

そして感じ方の特性がとっても強い、ということもあります。すると生活に支障をきたしたり、本人の苦痛になったりすることがあるのです。

このように感覚の感じ方の調整が難しい状態を、感覚過敏/感覚鈍麻といいます。

ここでいう感覚とは「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・固有受容覚・前庭覚」のことです。
○固有受容覚とは
自分の身体の位置や力の入れ具合がわかる感覚
○前庭覚とは
身体の揺れや回転、頭の位置がわかる感覚

特性と環境に向きあうと、「強みと困りごと」が見えてくる

特性と環境に向きあうと
「強みと困りごと」が見えてくる

ひとりひとり違う、感覚の過敏さや鈍麻さ。親としては子のこだわりや嫌がりが強いと、ついつい「わがままだ」「切り替えの悪い子だ」と裁いてしまうこともあると思います。

時には「私の育て方が悪かったんだ」と自分を責めてしまうことも。でも実は、ご両親の育て方が原因ということは一切ないのです。

子どもたちは「うちのお父さんお母さんだったら、ぼく・わたしのことをわかってくれるはず」と思ってご両親の元に生まれてきます。でも最初は「この子が何に困っているのか、わからない」と苦しむこともあるかもしれません。

ひとりで抱え込まずに、その子の強みや困っているところを一緒に探っていきましょう。まずはどの感覚が過敏か/鈍麻なのか、その子の様子を見つつ一緒に療育しながら探っていきます。

ギャップに適応していく、その過程自体も
子どもの未来と、親子関係の礎に

ギャップに適応していく過程自体も
子どもの未来と、親子関係の礎に

それから、その子の好きな感覚はたくさん提供します。苦手なものは、生活の中でついでにできることを取り入れながら、一緒に少しづつ慣れていくようにしていきます。

すぐに適応することも、時間がかかることもあるかもしれません。でも、一緒に考えたり試す時間それ自体が、その子の心の栄養になって、必ずいい方向に向かいます。不安や心配は、やりながらご両親やその子の力に代わるようにお手伝いさせてください。

大切なことは、今日から始めること。

「あれ?」と思った時が始めるチャンスです。そのチャンスを見逃さずに、その子の育ちに、ひいては私たち親の育ちに必要なことを模索していきましょう。

未来はどうなるかわかりません。でも、今日決めて動くことで、未来はきっと明るい方向に向かいます。親子の関係も、よりあたたかくなるはずです。

大丈夫です。

ひとりではないから、一緒に悩み・進んでいきましょう。

療育とは
アトリエモモ

療育とは障がいがあるまたはその可能性がある子どもへ、生活のしずらさや困りごとを解消していくための方法を発達や特性に合わせて、発達を支援していくことです。そして、その子の強みを生かし、弱みを強みに変えるようにサポートします。

子どもたちはコミュニケーションの取りづらさから、集団から外れてしまったり、友達が作りにくかったりします。子どもによっては集中が難しかったり、学習に困難を感じることも多々あります。

小学校に上がってからは、学習や集団活動が中心になります。学校に上がってから困難さを感じて、学校を楽しいと思えなくなる前に、就学前・またはより小さい時から子どもたちの特性をつかみ、スモールステップで「できた!」を積み重ねていきます。

コミュニケーションのとり方や、どうやったら理解しやすいかなど、家族も含めてその子のことを理解することで、将来のその子の生きづらさが解消されていきます。遊びこそ最高の学びである未就学児は、子どもの意欲も引き出しやすい時期。子どものやる気を活かし、生活の中でできることを、ご両親と協力して取り入れていくことは、子どもたちの自己肯定感のアップにもつながります。

できない子どもやできない自分を見つけていくのではなく、できる我が子やできる自分を見つけて、自分らしい人生を歩んでいく。そのお手伝いの大切な基盤が、早期療育です。

早期療育では、認知行動療法を通じて、その子を知っていきます。遊びの中からその子の苦手と得意を知り、苦手な感覚は過敏から慣れていくようにアプローチ。そして好きな感覚は生かしながら、遊びからの創造力などにつなげていきます。

アトリエモモでの早期療育は、なんと生後4ヶ月からできます。

抱っこしたままじゃないと寝ない
抱っこを嫌がる
ハイハイしない・変わったハイハイをする

など、その子の運動からも読み取れます。より早期であればあるほど、子どもの生きづらさに大人が気づいて早期対応していくことができます。そして柔らかいカラダと、何よりも柔らかいココロを育てることができるのです。

早め早めに対応して、我が子を知ることが、親である私たちの仕事かもしれません。

そして、それは早い方がその子のためでも私たち大人のためでもあります。二次障害である適応障害を起こさないように。どんな子どもでも、その子の成長と可能性を引き出していくために。そして子どもを支援するだけでなく、療育を通して、お母さんお父さんの相談相手にもならせていただけたら幸いです。

早期療育に取り入れていること
○わらべうた
唄のついた遊びを通じて、母子の愛着形成をはかり、聴覚・前庭覚・固有受容覚へアプローチをしながら、さまざまなことを学びます。
・コミュニケーションの基本であるやりとりを学ぶ
・模倣から学習の基本を学ぶ
・集団でのルール・忍耐力を学ぶ
○野外療育
森の中で遊びながら、感覚統合療法を通して、自己調整力を高め、健やかな身体をつくっていきます。
○身体調和マッサージ
赤ちゃんからできる身体つくりで、しなやかな心と身体の成長を助けます。自宅でできる、赤ちゃんとの関わり方も個別に提案していきます。

自分らしい人生の
自分らしさを
一緒に見つけましょう

阿蘇の中で身体と心を育む
わらべうた

アトリエモモが療育の柱として取り入れている「わらべうた」。わらべうたでは歌と遊びの中で、身体を動かし、他の子とコミュニケーションする経験を積みます。子どもの年齢や発達に合わせて毎回内容を考えています。

野外活動

アトリエモモの近辺は大自然がいっぱい。緑豊かな道をお散歩したり、森でゆっくりと遊んだり。身体を育むだけでなく自然の空気を吸った子どもたちは、リフレッシュしてとてもいい表情を見せてくれます。

造形

火曜日、木曜日の放課後デイは、造形講師による造形プログラム。ストーンアート、羊毛フェルト、木や落ち葉を使った制作など、自然素材に触れるのが特徴です。素材を通して豊かな感覚を経験し、自分らしさを表現することができます。

訪問支援

子どもたちの「生活」を支援する訪問支援。専門の支援員が学校や保育園などに伺って、関係機関と連携します。実際の現場を見ることで、子どもが困っていることやトラブルの原因を見定め、現場や家庭でできる対応を先生方やご家族に提案します。

長期休暇プログラム

夏休み、春休み、冬休み期間は特別プログラム!児童発達支援(未就学児~小学校低学年)と放課後デイ(小学生~高校生)に分かれて行います。プログラム内容は、森の散策や川遊び、陶芸体験など様々。子どもたちの体験を広げられるように考えています。

アトリエモモの3サービス

3つのサービスがあることで途切れないサポートが可能です。療育手帳は必要なく、自治体の受給者証があれば利用できます。

1:児童発達支援
対象
0〜6歳までの子ども
内容
わらべうた・野外療育を主に通じて感覚統合療法や言語発達の支援・コミュニケーション力の支援・保護者支援などを行う
2:放課後等デイサービス
対象
就学後6〜18歳までの子ども
内容
わらべうた・野外療育・造形・音楽活動を通じて社会性や感覚統合療法・対人関係の向上・保護者支援を行う
3:保育所等訪問
対象
0〜18歳までの保育園・幼稚園・小学校・中学校・高校他に通う子ども
内容
子どもの通う場所に訪問し、生活を見ながら環境設定や関わり方の工夫を指導者に伝え・相談する
家族支援は随時受け付けています。
ご家族と共に学び、支えていきます。
事業所の概要
団体名称
一般社団法人sol(ソル)
事業所名称
Atelier MOMO(アトリエ モモ)
開設
2019年2月
事業種別
多機能型障がい児通所支援事業所
提供
サービス
児童発達支援事業、放課後等デイサービス、保育所等訪問事業
対象児童
市町村より受給者証の交付を受けている児童
対象地域
熊本県全域
開所日
週5開所(火・ 水 ・木・金曜、隔週月・土曜)
開所時間
10:00〜17:30
スタッフ
管理者、児童発達支援管理責任者、作業療法士、保育士、児童指導員、アトリエ講師、地域のたくさんの方々
自己評価票
・2023年度児童発達支援事業ー事業者向け[PDF
・2023年度児童発達支援事業ー保護者向け[PDF
・2023年度放課後等デイサービスー事業者向け[PDF
・2023年度放課後等デイサービスー保護者向け[PDF
・2022年度児童発達支援事業ー事業者向け[PDF
・2022年度児童発達支援事業ー保護者向け[PDF
・2022年度放課後等デイサービスー事業者向け[PDF
・2022年度放課後等デイサービスー保護者向け[PDF
・ブランクフォーム[PDF
連絡先
0967-62-2228(平日10時〜18時)
sol.mail.8080@gmail.com
タカラモノ体験なんじゃもんじゃ
タカラモノ体験

「生きる力を育てる」。最近よく耳にするコトバですが、どうしたら育つのでしょうか?何を育てるといいのでしょうか?その答えを、親子一緒に学び考えませんか。

SOLではたとえば、インクルーシブな自然体験教室「なんじゃもんじゃ」を2018年から開催しています。発達支援やインクルーシブ、野外教育についてちょっと気になるという方は、まずスポットプログラムから参加してみるのもいかがでしょう。

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